青志社

大下英治/著 『昭和、平成 震撼「経済事件」闇の支配者』

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大下英治
大下英治/著 
『昭和、平成 震撼「経済事件」闇の支配者』
骨までしゃぶりつくせ!

発行日: 2014年10月23日発売
定価: 本体1,600円+税
サイズ: 四六判並製
ページ数: 480ページ
ISBN: 978-4-905042-95-2

【目次】

まえがき

第1章ライブドア事件
孫正義から堀江貴文の時代を作る/フジサンケイグループのドン日枝の剛力/”フジテレビ戦争”で用意した資金は約六千億円/他

第2章三越事件
「おもしろいネタがある」/「ところで竹久みちさんのことですが」/驚愕の内部告発/他

第3章ロッキード事件
秘密コンサルタント児玉誉士夫/ロッキード、グラマン売り込み戦争/コーチャン副会長の政界裏工作/児玉誉士夫を守った男たち/他

第4章平和相互銀行事件
”特捜のカミソリ”エリート伊坂重昭/高利貸し森脇将光と伊坂、そして平和相互の関係/伊坂、平和相互銀行を喰らう/他

第5章竹下登ほめ殺しと佐川急便事件
親を裏切った男、竹下登/いっさいの妥協を許さなかった皇民党/解決に動いた東京佐川急便渡辺社長と超大物/他

第6章リクルート事件
江副浩正が政界に食い込んだ日/入れ食い状態の政界工作法/転落の序奏/リクルートコスモス株疑惑で逃げる中曽根康弘/他

第7章蛇の目ミシン、国際航業事件
乗っ取り仕手筋集団「光進」小谷光浩/速攻で国際航業を骨までしゃぶり尽くす/小谷が喰らいつく次なる獲物/他


【内容】
新事実掲載!

乗っ取り、ワイロ、裏切り、失脚、死人
・三越事件
・ロッキード事件
・平和相互銀行事件
・佐川急便事件
・リクルート事件
・蛇の目ミシン、国際航業事件
・ライブドア事件

 わたしは、「週刊文春」で、契約記者、いわゆる「トップ屋」として十三年間取材し、書いていた。それから独立しても、昭和、平成に起こった世間を震撼させた経済事件は、ほとんど追って書いている。事件が起これば、週刊誌の編集者から声が掛かった。
「すぐにでも、連載してくれ」
 わたしは「大下軍団」をフル稼働して、「首輪の無い猟犬」よろしくその翌週から連載を開始するという離れ業を続けていた。巨大な利益を求めてモラルの限界を越えたハゲタカたちの強欲は、死者を生み、追い込んだ企業を喰い尽くそうとした。それらの事件のなかから、特に印象深い七つの事件を今回あらためて選び出し、新しい取材も加え、まとめた。――まえがきより

【著者紹介】
大下英治(おおした・えいじ)
1944 年広島県に生まれる。一歳のとき被爆。父を失う。
苦学の末、広島大学文学部仏文科を卒業。
大宅壮一マスコミ塾第七期生。1970 年、『週刊文春』特派記者いわゆる“ トップ屋”として活躍。
圧倒的な取材力から数々のスクープをものにする。月刊『文藝春秋』に発表した『三越の女帝・竹下みちの野望と金脈』が大反響を呼び、三越・岡田社長退陣のきっかけとなった。1983 年、『週刊文春』を離れ、作家として独立。
政治、経済、芸能、闇社会まで幅広いジャンルにわたり旺盛な執筆活動を続ける。
『小説電通』でデビュー後、『小説三越・十三人のユダ』、『美空ひばり時代を歌う』、『実録田中角栄と鉄の軍団』、『郵政大乱! 小泉魔術(マジック) 』、『昭和闇の支配者』〈全六巻〉、『巨頭 孫正義』、『田中角栄秘録』、『小泉純一郎「原発ゼロ」戦争』『日本最大の総会屋「論談」を支配した男』(小社刊)ほか、著作は400 冊以上に及ぶ。
昭和、平成 震撼「経済事件」闇の支配者

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