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アイススレッジホッケー銀メダリスト 遠藤隆行/著 
『自信は生きる力なり』
夢は、大きくないと……次の目標はオリンピック!

発行日: 2010年07月20日(火)
定価: 本体1,500円+税
サイズ: 四六版上製
ページ数: 272ページ
ISBN:978-4-903853-97-0

【コメント】

自信を持って生きていくこと。それが生きる力になる。

笑顔。それは、遠藤隆行さんを象徴する、大きな魅力の一つです。
「僕は生まれた時から、両足がありません……でも、自信を持って生きて来たから、ひとりで富士山にも登れたし、バンクーバーで銀メダルをとれたのです。」 遠藤さんは、力強く笑って、そう語りました。
2010年バンクーバーパラリンピック。遠藤さんはアイススレッジホッケーという競技でキャプテンを務め、初めて儀イメダルを獲得しました。さらにパラリンピックで最も活躍した選手に送られファン・ヨンデ功労賞を日本人で初めて受賞したのです。
遠藤さんがアイススレッジに出会ったのは20歳のとき。それまでの人生は「20分間で終ってしまうほど、なんともない人生」だったとのこと。その、アイススレッジとの出会いから、一人で臨んだ富士登山、トリノ・パラリンピックでの挫折と再起。さらには屋久島で奥様にプロポーズされたときのお話から、バンクーバー・パラリンピックにいたるまで、優しく強い遠藤さんの人柄を思わせる文体で綴られています。
そして、次の夢についても。その、オリンピックという夢を公表し、目指そうとすること、そのこと自体が、遠藤さんというひとのありかたを、あらわしています。
自分は障害者未満、健常者以上だという遠藤さん。つねに次へ次へと進もうとする遠藤さんの姿からは、言葉以上に、「自信」を持つことの大切さを、感じることができるでしょう。

<内容>

序章 これが僕の選んだ道

第1章 僕には、足がない

なんで僕だけ……
自分に甘えるな
アルトサックスを手にして
アイススレッジホッケーとの出会い
障害者の世界

第2章 運命は拓いていくもの

宿敵カナダ
世界最速のFW
待望の一人暮らし
ディフェンダー転向
ひとりで富士山を目指す
キャプテンに指名
トリノ・パラリンピック
チームがバラバラに

第3章 バンクーバーの激闘

どん底からの再起
屋久島でのプロポーズ
行く手を阻む悪路との闘い
チーム再結集
監督との確執
息子の誕生
ふたたびキャプテンに
バンクーバー・パラリンピック旗手の大役
いざ、出発/決意の開会式
監督への反逆
歓喜の決勝ゴール
屈辱の大敗
天王山のカナダ戦
劇的勝利
世界の壁、それでも銀メダルを
たった一人だけに贈られるファン・ヨン・デ功労賞

第4章 健常者以上、障害者未満

皇后美智子さまとの会話
気が置けない同僚たち
妻と息子に最高のプレゼント
両親と兄妹への感謝/障害者は「見ないふり」
バリアフリーって、なんだろう
障害者は弱くない

終章 勝ち負けのある生活を



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