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鼠先輩/著  
『純情ぽっぽ。――実話です
謎の男・鼠先輩の真実をすべて明らかにした“早すぎる”自叙伝!

発行日: 2008年07月17日(木)
定価: 本体1,400円+税
サイズ: 四六判上製
ページ数: 208ページ
ISBN:978-4-903853-35-2

【コメント】

 日本人がまだ元気だった昭和50年代――
岡山県のとある田舎町の団地で、鼠少年は両親と妹の四人で、
ビンボーだけど何故か笑いの絶えない日々を過ごしていた。

貧しさ故に、ザリガニ、フナ、オオサンショウウオ(?)などを手当たり次第に食べ、
スイカを高級メロンと教わって育っていった。

仕事嫌いの遊び人、でも何故か大好きだった父。すべてに寛容で、限りなく愛情を注いでくれた母。
ビンボーを苦にせず、たくましく生きる心優しい団地の人々との触れ合いのなか、
鼠少年は、少しずつ大人の階段を登る。

ヤンチャで手がつけられなかった鼠少年を、温かく見守った恩師との心触れ合う時の時――。
ブルーハーツにあこがれ、ただ目立つためだけに突っ走ったバンド時代、
青春は、大きく背伸びしていくのだが……。

良家のお嬢さんに叶わぬ恋をし、あっさりとフられた大失恋。
お嬢さんを追って上京したものの、行く先々で格差の最底辺を味わい、
海外へ自分探しの放浪を繰り返した“ぽっぽ”な苦悩の時代。

運命のプロデューサー・松嶋重氏との出会いによって伝説の歌手「鼠先輩」へと生まれ変わった。

転機を超えた先に見えたものは……。

そして、10年ぶりに再会したお嬢さん、誰もが予想しなかった驚愕の結末とは!!

今まで秘密のヴェールに包まれた鼠先輩の、“ぽっぽ”な波乱万丈の人生を、
笑いと涙を交えて、隠すことなくすべて綴りました。

そして!
巻頭&巻末に、夜の六本木で撮り下ろした“感激の”袋とじグラビア16ページも収録!


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