青志社

川崎憲次郎/著『もう一度、ノムさんに騙されてみたい』

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もう一度、ノムさんに騙されてみたい
川崎憲次郎/著
『もう一度、ノムさんに騙されてみたい』
ノムさんが遺した心を鍛える53の習慣!

発行日: 2020年3月31日発売
定価: 本体1300円+税
サイズ: 四六判
ページ数: 216ページ
ISBN: 978-4-86590-100-9

【目次】

第一章 考える力
第二章 変化する力
第三章 準備する力
第四章 継続する力
第五章 人を遺す力



【内容紹介】

野村克也さん
ノムさんが遺した心を鍛える53の習慣!
万年Bクラスのチームを常勝軍団にまで引き上げた野村マジックとは何か?
門外不出「野村ノート」を編集!
今後のあなたの人生において騙されたい言葉≠ェここにある


 元気なお姿を拝見してから、わずか2カ月足らずで訃報を聞くことになり、僕自身、心の整理がついていない部分もあったのですが、ヤクルト時代、連夜の様に開かれていたミーティングにおいて、野村さんがホワイトボードに書き込んでいた数多くの言葉をメモした、当時のノートをもう一度読み返してみることにしました。
 改めて、野村さんの言葉に触れてみると、当時Bクラスが当たり前だった、弱小球団であったヤクルトスワローズを、わずか数年で常勝チームに変身させた理由が、よく分かる気がします。  野村さんが、僕ら選手に強く求めたのは、まず「考える力」を養うことでした。打球を遠くへ飛ばす、速い球を投げる、塁間をアッという間に駆け抜けるといった「野球における目に見える力」がライバル球団の選手より劣っていた僕らが、ペナントレースを勝ち抜くためには、「目には見えない、考える力」を磨くしかなかったのです。(略)
 今回、本書のタイトルを『もう一度、ノムさんに騙されてみたい』としたのは、半ば騙されたと思って、ノートに書き留めた野村さんの言葉を実践した結果、最多勝のタイトルも取れた僕自身、そして格段に強くなったチームのことを、再び多くの人々に知ってもらいたい、という気持ちを込めたからです。
「変化を恐れない」、「プロセスを大切にする」、「常に準備を怠らない」、「自分のためでなく、人のために一生懸命に努力する」といったことを骨子とする、野村さんの考え方を示した野村ノートは、プロ野球だけでなく、この社会のあらゆる仕事、もっと大きくいえば人生にも、素晴らしい循環をもたらす哲学書でもあると、確信しています。
著者 川崎憲次郎「まえがき」より

マジメで研究熱心な川崎憲次郎さん故にこれだけの野村ノートをここまで保管していたのだろう。
野村監督の強い言葉を著者なりに咀嚼して実践に生かした川崎さん。
本書は、単なる野球の方法論や実践論だけではなく、一般社会に通じる自己を磨く珠玉の言葉ばかりだ。編集していて楽しく、面白かった。私たちの実生活にも役に立つ教えだった。皆さんに是非読んでほしい。
編集部より


【著者紹介】

川崎憲次郎 かわさき・けんじろう

1971年1月8日、大分県佐伯市生まれ。
’88年、大分県立津久見高等学校からドラフト1位でヤクルトスワローズに入団。
プロ1年目に開幕ベンチ入りを果たし、24試合に登板して4勝4敗、
翌90年にはローテーション入りし、年間200イニングを超える働きでチームを支える。
‘93年日本シリーズでは、MVPに。’98年には最多勝を獲得、
さらに同年、投手として最高の名誉である沢村賞を受賞。
2000年にフリーエージェント権を行使し、中日ドラゴンズに移籍した。
’04年10月に現役を引退。
千葉ロッテ、四国アイランドリーグplus・香川オリーブガイナーズのコーチも務めた。
現在はプロ野球解説者として活躍。また地方再生のプロデューサーとしても活動。
著書に『野村「ID」野球と落合「オレ流野球」』(KKロングセラーズ)がある。


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