青志社

一坂太郎/著
『フカサクを観よ』

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フカサクを観よ
一坂太郎/著 
『フカサクを観よ』深作欣二監督全映画ガイド
深作欣二が残した人生の教科書。切れば血を吹くような、フィルムに込められた昭和一桁生まれのメッセージ

発行日: 2017年12月12日発売
定価: 本体1700円+税
サイズ: 四六判並製
ページ数: 280ページ
ISBN: 978-4-86590-057-6

【内容】
深作欣二監督全62作品映画ガイド。

深作欣二が残した人生の教科書
切れば血を吹くような、フィルムに込められた昭和一桁生まれのメッセージ

映画ガイドだけでなく、深作欣二の人間ドラマに迫った傑作集。

いま、日本映画はある意味バブル期にあり、
次から次へと新しい作品が生まれては、消えてゆく。

おそろしくつまらない映画もあるが、すぐれた作品が多いことも確かだ。しかし、深作監督の作品のように、
小さくまとまろうとする世の中を疑い、時に激しく牙を剥くような映画が、どんどん少なくなっている。
これは危険なことである。
批判精神が薄らぎ、どうも物が言いにくい、言えない社会へと向かっているようだ。
――はじめにより



【目次】

はじめに

第一章 「ケダモノ」の焦燥
    ――『風来坊探偵』から『博徒解散式』まで――
第二章 暴力・エロ・任侠の中で
    ――『黒蜥蜴』から『狂犬三兄弟』まで――
第三章 『仁義なき戦い』の時代
    ――『仁義なき戦い』から『ドーベルマン刑事』まで――
第四章 最後の闘い
    ――『柳生一族の陰謀』から『バトル・ロワイアルU』まで――



【著者紹介】

一坂太郎 いちさか たろう

昭和41 年(1966)、兵庫県芦屋市に生まれる。大正大学文学部史学科卒業。萩博物館特別学芸員などを務め、明治維新史に関する著述、講演活動を行う。 また日本映画史を研究しており、著作に『幕末時代劇、「主役」たちの真実』(講談社+ α新書)などがある。

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