青志社

佐藤愛子/著
『愛子の小さな冒険』

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生きてやろうじゃないの!
佐藤愛子/著
『愛子の小さな冒険』
間もなく94歳 愛子節絶好調!

発行日: 2017年10月24日発売
定価: 本体1,000円+税
サイズ: 新書判
ページ数: 248ページ
ISBN: 978-4-86590-053-8

【目次】

一日クレオパトラの記
恋愛ホテルの夜は更けて
パトカー同乗、深夜を行く
ピンク映画ただいま撮影中
誰のための万博か
馬はハンサム、馬券は単勝
こんばんは、ノゾきます
鼻高きが故に幸せならず
おとなの玩具≠ナ平和を!
お化けなんてこわくない
なにが進歩と調和だよゥ
一泊十万円也≠フ寝心地
あとがき


【内容紹介】

ポップで元気すぎる昭和四十年代の世相を背景に、弾ける佐藤愛子。
愛子さんのユーモアエッセイのはしりとなった代表作の新装版。


〈主な内容〉
昭和の恋愛ホテル
昭和のピンク映画
昭和のノゾキ
昭和の美容整形
昭和のおとなのオモチャ
昭和のお化け屋敷
昭和の超高級ホテル 他

あのユルさが懐かしい

 今讀み返すとどうにも未熟な手記ですが、唯一取柄 があるとするとヤケクソの勢があることだと思います。全く、来る日来る日の修羅の中を走り廻って取材し、修羅の中での執筆ですから、並のヤケクソではないのです。しかしもしもこの探訪記を読んで下さった方が、大笑いに笑って下さるとしたら、こんな嬉しいことはありません。ヤケクソにはそんな力があるのですね。それが嬉しい。
                               (あとがきより)

【著者紹介】
佐藤愛子(さとうあいこ)

大正十二年大阪生まれ。甲南高等女学校卒業。
昭和四十四年、『戦いすんで日が暮れて』で第六十一回直木賞、昭和五十四年『幸福の絵』で第十八回女流文学賞、平成十二年『血脈』の完成により第四十八回菊池寛賞、平成二十七年『晩鐘』で第二十五回紫式部文学賞を受賞。
近著に『ああ面白かったと言って死にたい』(海竜社)、『九十歳。何がめでたい』(小学館)、『人間の煩悩』(幻冬舎)、『それでもこの世は悪くなかった』(文藝春秋)、『上機嫌の本』(PHP研究所)、『破れかぶれの幸福』(小社刊)などがある。
平成二十九年四月に春の叙勲で旭日小綬章を受章。




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